世界で一番綺麗なもの

  • アクトタイトル:世界で一番綺麗なもの

 最近コンスタントに遊んでもらっている気がします。
 ジニアさんがやりたいことを取捨選択して放り込みつつ、様式美も忘れないこだわりのある男のアクトでした。

 PLは闇司さん。初めまして。
 一言で言うとプロフェッショナルのカゲムシャ。
 「プロフェッショナルであることが個性であり人格の柱になっている」カゲムシャって感じでした。他者に自在に「なれる」が故に無個性でいられず、個を確立させる。コレがカゲムシャか!!カゲムシャ観が変わりそうなカゲムシャに出会いました。無頼の日々を悔ゆるる(以下シグルイ)。

 PC1としてシュヴァルツの個とカゲムシャである部分を上手くマッチアップさせたスゴイ動きでした。コネもってたけど「最後まで気づかないほうがなんか素晴らしい気がする」で最後まで上手く絡みませんでした。違う!!これじゃ本末転倒だよ……

 相変わらずカッコイイキャラを見ると見に回って満足してキャラシーを畳みそうになるのはよくないなぁ……
 

 PLはSYSさん。初めまして。
 子供のない佐倉家の養子として育てられる。
成績は中の上、陸上部に所属し大会では東京新星市高校陸上大会で上位に入る程度の実力。と、ルックスがなかなか良いほうであることもあってか女生徒に人気がでそうなものであるが、彼の周りでは不思議な事件が起きることが多く、気味悪がって余り人との付き合いは少ない。
 高校三年になり、すでに契約カブトとして働いている親友の沢渡カズキを追ってナイトワーデンへの就職を希望し、周囲を驚かせている。
 
 友人を守るというモチベーションを軸にシナリオコネのマリアとの絡み、事件の中心として動くのに活躍してました。
 シュヴァルツと上手くマッチアップしてアクト全体のカッコよさを上げてました。ギャルゲー生命体というより上手く押し引きを駆使するカッコイイ少年でしたね。
 

    • PC3:“軌道からの旅人”真宮寺 翼(カブキ◎ フェイト● ハイランダー)14歳男性

 PLはくろさん。初めまして。
 親から社会勉強にと地上に降ろされた若者。世界の真実を見るたびに相棒(謎の生物)と世界中旅している。
 
 若年性を生かした軽やかなステップと立ち回り、根明で勘の鋭い少年探偵というお約束をきっちりやりきりそのうえで激カッコイイキャストでした。
 ゲストと会話してて「あ、そろそろヤバイ発言出ちゃうかも」ってところで登場して貰って場を和ませてもくれました。ありがとうありがとう。鍋島がクライマックスまで比較的危ないレッガーで済んだのは翼君がいたからです。

    • PC4:”粋侠”鍋島尚茂(アラシ カリスマ● レッガー:ギャングスタ◎)26歳男性

 PL俺。
 苦労せずとも大過なく人並みの生を歩める肉体的・精神的資質を備えていたが、それ故に社会に対する鬱屈が、暴力権力に対してのオリジナル哲学に発達。なんかはけ口見つけないとまともな社会生活送れないと言う所で傭兵になる。その後、傭兵時代の人脈や知識を利用し銃器密売を開始、フリーランスのレッガーとして適度に暴れる場所を自ら作り出すことを覚え、好き勝手やって暮らしてる。

 序盤から中盤にかけてはどうやって引かれないようにイカレルかに腐心してた気がします。うー、うー。
 クライマックスの《突破》はガン×ソードのヨロイ投下と鉄のラインバレルのマキナ電送の併せ技でした……うう、クライマックス以降性根を隠す必要がなくなったからちょっと暴れすぎた感じが……
 唯一つ自信を持っていえるのは、《神の御言葉》の演出を「これがカゲには到達し得ない本物の破壊と暴力です……!!」とかいいながら魂魄消失相当の塵も残さず消滅、とかにしなくて良かったってことです。
 



 今回はミステリモノアクトということで、チャレンジナブルで楽しい試みでした。いや、テストを重ねただけあって面白かったです!!
 そして初めての人と遊ぶと新鮮でいいなぁ。こういう機会を作ってくれたスタッフの皆様、ありがとうございました。


 アクト後は二次会で飲み。どちらかというと飲み会でだけ話す人が増えてきる気がします。うむ、人見知りが少しずつなりを潜めてるのといい人が多いんだな。多分後者が一番でかい要因ですけど。


 あんまりコンベンション参加はしない性質なんで比較対象がないんですが、予約制コンベンションとしてかなりスムーズに動いたコンベンションだと思います。何気に早め集合でスタッフと一緒に設営準備は遅刻抑止や一体感が出ていいと思います。挨拶もしやすいし。
 総括としてはアレです。このような機会を作ってくれたスタッフの皆様、一緒になった卓の方々、全ての参加者の皆様、ありがとうございました!!とても楽しい一日をありがとうございます。