魔法少女リリカルなのは

魔法少女リリカルなのは (メガミ文庫)

魔法少女リリカルなのは (メガミ文庫)

 一言で言うとなのライド26話「夢」。

 大体三分の一がなのはとフェイトのガチの決闘です。残りはなのは、フェイト、プレシア、リニスのバックグラウンドについて語られます。
 実際アニメで描ききれなかったなのはのストロングさの原風景*1、プレシアが狂気に奔らなければ狂死していたほどの悲しい、「こんなはずじゃなかった過去の」事件、フェイトに対して実の娘のような愛を与えプレシアの悲しい過去との板ばさみになったが故に思いをバルディッシュに託して消えていったリニス、そして初めて望んだなのはとの決着に赴くフェイトの心情と、かんなりもりだくさんでした。

 なのはA'sを全部見ててスクライドが好きなら!

*1:事件により父親不在の幼少時を送り臆病で内向的で孤独な性格だったのが、トリーズナー級の意志の強さと信念を獲得するまで