ローレライ

 ハッタリの利いた面白い映画でした。伊507は嘘をなんとかするために嘘に嘘を重ねて大嘘にまで仕立て上げたスッゴイ出来だしなぁ。あそこらへんのハッタリの利かせ方は当たり前ですがプロの仕事ですね。
 以下、面白かったところを箇条書きに。

 いや、役者なんですから当たり前ですが。

  • 伊武雅刀悪そう。というかスキンヘッドの伊武雅刀ゴジラFWでも十分反則だったが白の軍服着た姿も胡散臭くて悪そう。

 「あの白い軍服=悪い」というイメージを植えつけた戦後教育は偉大だと思います。



 あとは水中戦、艦隊戦シーンは流石の一言。
 それとまぁ気になった事として客にオタが多いなぁ、と。エンディングのスタッフテロップで大阪芸大とか富野とか出るたびに笑い声が聞こえたり。

 あと逆に怖かったのが「これって本当にあったことかなぁ」という隣の客の声。そういうことは気になるから俺の聞こえないところで言ってほしいです。色々とツッコミ所にツッコム野暮が出ちゃうから。




 最後に。製作中だったアクトも潜水艦が出て来るんだよなー。どうしよう。
 リテイクするとしたらローレライの影も形もないくらいケレンに満ちたバカアクションにするべきだな!だってそれが俺だし!!*2

*1:「俺も中学時代は卓球部だったんだ」とかな。漂流街のイメージが強すぎです…

*2:監督が三池崇、今川泰宏見たいな感じで。あと香港時代のジョン・ウーテイストも好き