魔法少女リリカルなのはA's 第九話「クリスマス・イブ」

 サブタイトルは「八神はやて」。出来るだけスクライドっぽく言うとそれっぽいです。
 そして熱血バトル魔法少女アニメと来ましたか。まぁ熱血だよね。

 
 OPの語りは形式に捕われずはやての一人語り。タイトルに魔法少女とついてますが、モノローグの台詞はどこからどう見てもスクライドです。本当にありがとうございました。俺にだって守りたいものがある。響き渡る明日へのディスカバリー
 冒頭からクロノ、リサーチ。独自に仮面ヒヤマーについて調べていたところ、大体正体が割り出せた模様。
 場面は変わって団欒高町家。画面下にクウガ風テロップで時間を区切ってあるあたり、クリスマス・イブ〜クリスマスにかけてストーリーが収束するという決意宣言でしょう。久しぶりに高町兄@CV緑川光が一言二言喋ってました。無意味に豪華だ。
 そしてはやてへのサプライズ・プレゼントがサプライザル・デュエルに転じる地獄の展開。
 
 いうなれば「4大魔法少女連続変身*1」勃発。つうかなのはさん、炎の中から変身して現れる姿は悪役かベターマン龍騎サバイブ初登場です。ヴィータの「悪魔め……」は実に的を得ていると思います。悪魔は同性愛でも問題ないし。フルーティアもレズロリ病患者だしね!!
 さらにソニックフォームも初お披露目。前段階としてだかどうだか分かりませんが衣装がより軽装になりました。思想としては「攻撃は被弾せず極限まで軽量化した装甲による機動性でなんとかする」っぽいです。なんてアストレイっすかね?

 
 ここまでで前振り終了。本番はこっから仮面ヒヤマーズが登場してからでした。複数形です。アレ、「同じ格好に変化魔法で変化したのが二人」だったというある意味予想の範囲内の正体でした。そして流れるようにヴォルケンリッターを闇の書へリリース、はやての目の前でヴィータ消滅という二輪の如き美事な鬱展開。
 はやても怒りの余り闇の書の化身と化し、舞-HiMEっぽいです。
 

 こっからの予想されるイベントをつらつらと。

・毛玉最期の一撃は伏線になるのか。
・シグナムのファルケン、影すら見えてないっすよ。
・闇の書をどうにかして鬱展開から脱出する糸口を探せ(担当ユーノ)
・仮面を倒せ(担当クロノ)
・闇の書を活かさず殺さずどうにかしろ(担当レズヒロインズ)
・背負いきれねえよ、君島…(担当アルフ)

 前回はコミュニケーション不足でフェイト母が消滅したという苦いカルマを背負っているユーノ君が舞台裏でどれだけ気張れるか、戦闘要員に復帰したクロノが勝てるか、これが勝利の鍵っぽいです。

 次回は「運命」。なのが消えてからはガチっすね。