10年ちょいぶりだ……

http://www.e-animedia.net/contents/book/megami.htm

 はい、メガミマガジン1月号買いました。
 ドラマCDに釣られて買いました。見ろ、俺がクマのようだ!!
 
 所謂萌えアニメ雑誌なんでしょうが、読んでてざっと8回ほど自害しそうになりました。なんか居た堪れなくて。同時に書いてあることの半分も理解しない俺に老化を感じました。
 高校時代友達が少なく立ち読みとアニメが趣味だったころはアニメ誌何冊か立ち読みした後中身の8割は脳内データベースに入ってたのになぁ。まぁ今はそんなことばかりに理性を使ってられないっつうことなんだと思います。思え。決して老化したわけではなく成長したのだ。


 まぁ表紙がリリカルなのはA'sだけあって監督のインタビューを交えたダイジェスト、解説があり記事として読みでがありました。
 ただ問題が一つ。
 
 
 記事のタイトルが「リリカルマジカルディスティニー」
 頼むからディスティニーなんて着けないでくれ!!それがケツにくっつくだけで円満に終わるものも終わらなくなるから!!
 最大の不満点はこれだけです。頼むからディスティニーはやめてけーれゲバゲバ。
 
 
 監督のインタビューをいくつか引用しつつ記事の紹介を。ネタバレなんでちょっと隠しますよ。
 
・前半を振り返って

「できるだけ泣ける話で、バトルはより熱くと考えていました。前シリーズでは、前半が日常生活で後半がバトルという感じでしたが、今回はのっけからバトルが多くて、その合間に泣ける話が入る構成になっています。だから、その辺の展開をうまくメリハリつけられればいいと思いました」

 そういう意味では始まったら戦ってる、なんかスクライド見たいってのは監督の企図したとおりということですね!!なんでもスクライドと結びつけるのはよくない。
 それはそれとしてキッチリドラマをやる回、キッチリバトル=コミュニケーションをやる回を分離したのは正解だと思います。見てる側も情報や感情の整理がしやすいし。


・なのはについて

「激しいバトルをするのが、なのはの役割になっていますね。相手に思いを伝えるために一生懸命なところは主役らしいと思います。でもちょっと強くなりすぎちゃったかな(笑)」

 「男なんていらね」って思考に行き着いたのも強くストロングになりすぎた影響かと思われます。
 冗談はさておき思想としてはEVIL HEARTの若松師範の言ってることと同じなんですよね。「強くて優しい心だけではどうにもならんこともある。優しいお前たちには辛い事だがな」
 これを前シリーズで体得したから強くなろうとすることにも説得力が出てくるんですよね。問題は戦闘する気がなく撤退するヤツを後ろから躊躇わずに撃つのはどうよ。色んな意味で強くなりすぎです。
 今のなのはならロストグラウンドでならマジックデバイス一本で渡り歩いていくことが出来るでしょう。そして創設されるロウレス、響き渡るReckless Fire


・ユーノについて

「あまり派手な役目の無いユーノですけど、無限書庫では情報検索能力の高さを発揮します。ユーノはなのはに対して恋心があるんでしょうけど、なのはの方はまだあんまりそう思ってない感じですかね(笑)」

 それはつまり「強い人だ。惚れがいがある」→「貴方の思いは届かない!!報われない!!」→「あの魔導師、俺がスカウトしたんだぜ」というクーガーコンボが発生するということですか?
 それはそれとして、マジに一方通行で終わりそうなんですが。恋敵(主に女性)が多すぎるし、出番もないし。


・今回のテーマについて

「気持ちを伝えるために戦う。相手を打ち負かすということではなく、相手と分かり合いたいために戦う……という話ですね。だけど相手も強いので、自分も強くならなきゃいけない。それが今回のなのはたちです」

 殴りあわないと本音が出てこないというのは谷口監督っぽいですよね。スクライドとか。
 それはそれとして信念を通すのに強い心と優しささえあればいいという優しい幻想ではなく、過酷な現実を華奢で可憐な少女に実行させる監督は鬼です。だからこそ見てて感情移入も出来るし素直にハッピーエンドに向かって欲しいと思えるんですが。


・最後に、監督から一言!

「熱いバトルはまだまだ続きます。この先、フェイトのドラマもありますので、期待してくださる方にはご満足いくものになると思っています。ラストはちょっと意外性があるかもしれませんが、最後まで見てください」

 最後までついていきます。つうか見逃したら悶死しそうですよ。
 
 
 あ、CDドラマについてはやる気があったら。