魔法少女リリカルなのはA's 最終話「スタンバイ・レディ」
サブタイトルは「受け継がれていく魂」。
大体俺と赤目が話してた寝言が現実になるアニメですがいよいよ最終回です。
アバンタイトルは定型に戻っていました。すなわち非常事態は終了です。お疲れ様でした。
元の形が分からないため、闇の書としての機能を封印しきれないと判断したリインフォース、ヴォルケンリッターをシステムから分離させ存在を消滅させる事を決意。
ある意味で落とし所って言えば落とし所なんでしょうが。最後に手にした自由を最期の願いとしてしか行使できない。ですがリインフォースは笑って逝きました。
自分がいたことをヴォルケンリッター、なのは、フェイト、そしてはやてに遺して。
ここからはエピローグって感じです。闇の書事件の関係者の処分、いつものクロノの根回しとか。
魔導師としてロストロギアに関わって起こる事件が少しでも速く解決するよう時空管理局員を目指すフェイト、己の信義とかそういうものとかをひっくるめて「魔法」といいそれを伝えて行きたいと言うなのは、闇の書事件の罪滅ぼしのために時空管理局下で働くことを決めたヴォルケンリッター、リインフォースが遺したものを生かすために魔導師になるはやて。
そして2話以来のユーノとなのはのツーショット。相変らず距離は縮まってません。なのはさんの空間把握能力は完璧です。ユーノくんも無限書庫の司書として時空管理局に。ミッドチルダよりはなのはに会いやすいようです。物理的な距離が縮まったからといって恋に発展する事がないのは難しいのは分かってるユーノくんの明日はフェレットか。
そしてとうとうアリサ、すずか、高町家で魔導師であるということをカミングアウトし、魔導師としての道を歩み始めるなのは。
正直どこまでカミングアウトしたか興味があります。だってあの家、ねぇ。
・父→元凄腕超人裏社会者
・兄→現役超人剣士。交友関係を明かしたら多分殺される。
です。前科はギリギリゲロれても言えない事が多すぎます。果たして妹のカミングアウトを聞いた兄の胸中は如何に。
そしてEDに載せてグランエピローグ。
〜6年後〜
映し出される成長したなのはの後姿。スクライドを思い出したのは俺だけではないはずだ。
外見が成長しないヴォルケンリッターと一緒に暮らす中三になったはやて。脚もすっかり良くなり魔導師として活躍中の模様。ヴィータは永遠の幼女の模様です。そしてとうとうプライドを捨てた毛玉、子犬になってました。毛玉………
中三になったフェイト、日常生活を送る傍ら時空管理局執務官としてロストロギア関連事件の解決に力を発揮している模様です。リンリィ提督は艦長職を辞し、比較的平穏にフェイトと家庭生活を送ってます。そしてクロノ、声変わりして中の人が変わりバリアジャケットがゴツくなりました。右手の手甲がロボの腕というか義腕見たいです。エイミィさんはあんまり変わってないです。若々しいというか何と言うか。ユーノくんは成長して眼鏡少年になってましたが、なのはとの距離は相変らずの模様。つついて楽しめるうちはまだ平和です。
変わっていくものと変わらない絆に思いを馳せ、天に向かい突き上げられるマジックデバイス。
そして画面に映し出されるスクライド「魔法少女リリカルなのはA's」のタイトル。
リリカルなのはA'sを一言で言うと「絶対にあきらめない女の子たちが最後まで死力を尽くして戦い、勝ち取るお話」だと思います。個人的にはそういう物語だったからこそ最後まで楽しく見続けられたんだなぁ、とも思いました。
高町なのははカズマ、葉隠覚悟、ゲイン=ビジョウに並ぶ「絶対にあきらめない人」だと思います。アイツ知ってる!!絶対にあきらめないヤツ!!(フリーズしつつ)