魔法少女リリカルなのはA's 第十一話「聖なる夜の贈り物」

 サブタイトルは「男は『迷い』の上に『決意』を重ねる事で成長する!!魔法少女もまた然り!!」

 アバンタイトルで「この手の魔法は悲しみと涙を打ち抜く力」と来ました。もうどこに出しても恥ずかしくないくらいのヒーローです。ヒーローベクトルがどちらかというと葉隠覚悟です。迷いもありますが戦わないといけないときには決して退きません。

 序盤は闇の書に捕われたフェイト。となりにちっちゃいフェイトがいます。否、アリシアテスタロッサです。そう、これは夢の世界。フェイトが望んだプレシアもアリシアもレニスもいて、そして家族である優しい世界。つうかDP高いプレシアはフェイトじゃなくてもビビるわ。

 一方闇の書とバトル中のなのは、永遠否定。エロゲ出身である事をかなぐり捨てる一試合完全燃焼主義です。

「永遠なんてないよ。みんな変わっていく。変わらなくちゃいないんだ。私も、あなたも!」

 それは魔導師になるという大きな変化でもあるし、悲しみを知り強くなっていったなのはだからこそ言える台詞なんだろうなぁ。
 そしてあまりの強力な相手に解き放たれる最終形態、レイジングハートエクセリオンモード。扱いを誤れば即レイジングハートが破壊される危険がありますがレイジングハートの男気に答えるなのは。そしてレイジングハートに刻まれる「A.C.S」の三文字!!唱えよ進化の言葉!!
 いやー、ここでA'sを使ってきたとは。
 
 そしてエクセリオンモードですが突進刺突形態、つまり推進装置付き突撃槍でした。そして形成される突進用の刃、ストライカーフレーム!!形成される加速用の3対6枚の翼!!
 そらレイジングハートの心と命の力を借りてます。

 そしてアリシアからパルディッシュを、命を受け継ぎ戦いに赴くフェイト。
 目覚め、運命と戦いともに歩く事を決意したはやて。はやての強さ、優しさが破滅の運命を変えていきます。

 そして9回裏2アウトでユーノ登場、「全力全開の魔力攻撃でぶっ飛ばせば、はやてもフェイトも助かる!!」男稼業のいいところは9回裏2アウトからでも逆転できる事だぜぇ。
 はやて、フェイトも闇の書から開放されいよいよ最終決戦です。

 次回「夜の終わり、旅の終わり」。最終決戦、みんなの力が、優しさが奇跡を起こします。